2021年 劇団アンゲルス公演「十三夜」
“廃墟に佇む“ No.2. 「十三夜」=樋口一葉=
明治女には不思議な魅力とカッコよさがある・・・
明治は、リアリズムの時代でした。それも、透きとおった、格調の高い精神でささえられたリアリズムでした。
——「これは明治国家のシンというべきものです。」(司馬遼太郎)。
劇団アンゲルスは、前作「おーいゴドーおーい」に続き、「廃墟に佇む者」のリアルに迫ります。頼るべきものが無いこの世は、「鬼」ばかり。鬼は、死んだもの、幽霊なのだから、私は生きたものの“生“を生きる・・・一人の女が廃墟に佇んでいます。
出演は、下條世津子(シェークスピア作品、ジョバンニ、お吉等、アンゲルスの主要な舞台に出演)。一糸(俳優座を経て今再び舞台に登場。アラブの母娘の物語ハイル・ターイハを下條と好演)。 田中祐吉(職場を持ちアンゲルスの舞台に多く出演。ユーリディスの手、下田のお吉の鶴松、星の王子さまのサンテク・ジュペリ、親殺したちの夜では兄、等々を演じている)。 三人の俳優に加え、ギターの垣田堂は、月を見上げる者達の“メランコリック“に向き合う演奏が冴える。舞台美術では、照明の本庄亮が、小劇場の魅力を重層的に炙り出し、さらにライティングアートの戸田秀昭が、揺れ動きながらもどこか硬質な印象を今回の“荒野“に刻んでいく・・・ご期待ください。
明治という時代、あるいは国家は「世界史の中の一つの奇跡」
ー司馬遼太郎ー
明治女には、不思議な魅力とカッコよさがある
・・・思いのまま流れていくことのできる聡明さがほしいところです
ー石川真理ー
・・・・写真ギャラリー・・・・
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2021.2.5スタジオ犀
撮影:ハヤシハジメ
2021.4.16蔵スタジオ
撮影:ハヤシハジメ
作:樋口一葉
スタッフ
台本・演出:岡井直道
ライティングアート:戸田秀昭
ギター:垣田堂
出 演
一糸
下條世津子
田中祐吉
申込み
▶︎ 観劇申し込み:劇団アンゲルス(theaterangelus@gmail.com)
文化庁 文化芸術活動の継続支援事業
蔵スタジオ公演
※公演は終了しました
日時
4月17日(土) | 19:30 |
4月18日(日) | 14:00※ |
会場
蔵スタジオ×おけらcafe
野々市市中林3丁目117
駐車場あり
入場料
(1ドリンク付き)
一般:¥1,000
高校生以下:¥500
Web視聴:¥1,000
スタジオ犀公演
※公演は終了しました
日 時
2月6日(土) | 14:00 | 18:00 |
2月7日(日) | 14:00※ | ー |
※7日(日)14:00の回はLIVE配信を行います。チケットは下記のボタンからお求めいただけます。
会 場
入場料
一般:¥2,000
高校生以下:¥500
Web配信:¥1,000